過疎地、村ぐるみのイジメ!?山口・周南市の集落で4軒の住宅からあわせて5人の遺体が相次いで見つかった事件です
山口・周南市の集落で4軒の住宅からあわせて5人の遺体が相次いで見つかった事件
現場となったのは周南市の中心市街地から北東に直線で約16キロほどのところにある金峰地区です。
21日午後9時すぎ、貞森 誠さん(71)宅から出火し、焼け跡から貞森さん夫婦とみられる遺体が発見された。
火災発生のおよそ15分後、今度は貞森さん宅からおよそ60メートル離れた山本さん宅からも、火の手が上がった。
焼け跡からは、山本 ミヤ子さん(79)とみられる遺体が見つかった。
焼けた民家では、3人が殺害された後、すぐに放火されたとみられる。
遺体には抵抗したような形跡がなく、寝ているところなどをいきなり襲われたとみられることが分かりました。
犯人の逮捕で動機が明らかに・・・・
それと同時に村でのイジメも明るみにでてきて、村人は困ってる?
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イジメ
山口殺人容疑者 草刈り機燃やされ「あんたの?」と笑われた
山口県周南市の小さな集落で発生した連続放火殺人事件で7月26日、保見光成容疑者(63才)が放火と殺人の容疑で逮捕された。
この地で生まれ育った保見容疑者は、地元の中学を卒業すると上京し、左官工の仕事に従事していた。独身だったため、神奈川県川崎市のアパートでひとりで暮らしていた。そんな彼が、故郷に戻ってきたのは、1994年のこと。年老いた両親の面倒を見るためだった。
故郷に戻ってきた当初、保見容疑者は、両親の介護だけでなく、“村のために働こう”とも考えていた。しかし、その思いは空回りしてしまう。
「彼は集落に来た当時、“何か村おこしをしたい”と熱心に提案しとったんじゃが、“都会崩れが何言っとるんや”と多くの住民に反対されてしまってね。そこからちょっと疎まれるというか、“いじめ”みたいなことが起こり始めたんですわ…」(近所の住民)
当時40代だった保見容疑者は、集落では、いちばんの若手。“生意気な都会の若造”と陰口を叩かれる一方で、若いという理由だけで地域の草刈りや農作業をすべて任されていたという。
「“都会から来たんじゃから、金も持っとろう。みんなのために草刈り機買って、草でも刈れ”言うてな。無理矢理やらせとった」(別の近所の住民)
保見容疑者は言われるがまま草刈り機を購入し、燃料代も自分で負担した。しかし、謝礼などは一切なかったという。それどころか、こんな嫌がらせまで受けていた。
「ある日、彼が草刈り機をあぜ道に置いて帰宅すると、ある集落の人間が、草と一緒にその草刈り機を燃やしてしまったんや」(前出・近所の住民)
保見容疑者が、それを知って抗議すると、その住民は「あれ? あんたのもんだったの?」と笑っていたという。
また、家の裏で勝手に農薬や除草剤をまかれたり、「犬が臭い」と文句を言われることも多かった。
※女性セブン2013年8月15日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130801-00000020-pseven-soci
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山口殺人容疑者 町興し企画したが「生意気だ」陰口叩かれた
http://www.news-postseven.com/archives/20130731_202728.html
山口県周南市金峰の集落で5人が相次いで殺害された事件で、重要参考人として行方をくらませていた同じ集落に住む男(63歳)が、7月26日に身柄を確保された。
男は30代の時にタイル職人として神奈川・川崎の木造アパートに移り住んだ。そして、上京から30年を経た1994年、突如、職を捨てて郷里へと舞い戻ったのである。
地元に戻った男は、30年振りの郷里で浮いた存在になった。幼少時代から男を知る地元住民が語った。
「中学卒業後、都会に行って何十年振りに地元に戻ってきたかと思えば、もう方言も忘れているし、田舎の人間とはものの考えがまるで違う人になっていました。ここの人とは溶け込めなかったんですよ」
ただし、当初から男が地域住民との対話を拒否していたわけではない。
「最初は地域のために働こうという意欲も持っていたんですね。彼は若者が次々と流出する現状を嘆いて、町おこし活動を自ら企画したこともあるんです。周囲に熱心に自分の企画を語ったりね。でも、皆に受け入れられなかった。地域にずっと暮らしている人間から見れば、都会帰りの若造が生意気なことを言っているようにしか聞こえなかったんですね」
既に50歳を超えた男も金峰郷では最年少の類だった。若いのに生意気だ──集落では男への陰口が囁かれるようになったという。
地元民との摩擦が重なるにつれ、男も周囲に攻撃性を見せつけるようになっていった。
男はラブラドール犬を二匹飼っていた。犬の散歩の際、途中ですれ違う住民をどなりつけることもあった。
男の口から、「俺はクスリを飲んでいるのだから、10人や20人殺したって罪にならない」との暴言まで聞かれるようになったという。
「ブラジャーをつけた変なマネキンを家の前に飾ったりして、どんどん周囲から浮いていったのもこの頃です」(同前)
ちなみに、郷里に戻ってからの男は定職に就かず、主に親の年金や財産で暮らしを営んでいたようだ。
※週刊ポスト2013年8月9日号
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「放火の理由覚えていない」=弁護人が明かす―山口・周南の連続殺人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000043-jij-soci
山口県周南市金峰の集落で男女5人が殺害され、2棟の民家が放火された事件で、殺人などの容疑で逮捕された保見光成容疑者(63)の弁護人が26日、逮捕1カ月を受けて同市内で記者会見し、同容疑者が「火を付けた理由は覚えていない」などと話していることを明らかにした。
山田貴之弁護士によると、保見容疑者は全ての事件への関与を認めているが、動機については「事件の日の(記憶)はすっぽり抜け落ちていて、真っ暗だ」と説明している。
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<山口5人殺害>容疑者、襲撃の順番話す…弁護人会見
山口県周南市の5人連続殺害・放火事件で、殺人、現住建造物等放火容疑で逮捕された同市金峰(みたけ)、無職、保見光成(ほみ・こうせい)容疑者(63)の弁護人は26日、記者会見で保見容疑者が襲撃した順番を話していることを明らかにした。弁護人によると、保見容疑者は貞森誠さん(当時71歳)、喜代子さん(当時72歳)夫婦をまず襲撃し、山本ミヤ子さん(当時79歳)、石村文人さん(当時80歳)、河村聡子さん(当時73歳)の順に襲ったという。
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山口連続殺人 トラブルの元凶は改造愛車と愛犬?〈週刊朝日〉
dot. 8月1日(木)11時37分配信
山口県周南市の連続殺人・放火事件で、山に潜んでいた保見光成(ほみこうせい)容疑者(63)が7月26日に逮捕された。山深い“限界集落”の住民14人中、5人を次々と撲殺し、家々に火を放った動機について、いまだ口をつぐんでいる保見容疑者。だが、容疑者の自宅からは近所の住民らを名指しで恨み言を書いた「貼り紙」のようなものが複数、押収されているという。なぜ、恨みを抱くようになったのか。男はたびたび集落の中でトラブルを起こし、徐々に孤立していった…。
とりわけトラブルとなったのが、「1001」ナンバーの2台の車だ。
1台はトヨタのハイラックスサーフという大型車で、保見容疑者が川崎市のアパートに住んでいたころに購入したという。19年前に故郷に戻る際、川崎から乗って帰ってきた。「記念にずっと置いておくと話していた」と、いちばん上の姉は言う。川崎市で保見容疑者と同じ駐車場を借りていた男性はこう証言する。「ハイラックスサーフの初期モデル。タイヤを変え、車高も独自に改造していた。車をほめると喜んだ」。
しかし、保見容疑者の車が駐車場に入ってくるときに、別の住民の車がたまたま出ようとすると、大きな声で「何だ、どけ!」と怒鳴ったという。
そんな保見容疑者の車は、集落ではとりわけ目立った。
「車に目を向けるだけで睨み返され、因縁をつけられる。小さな集落の狭い道に大きな車。時折、別の車が立ち往生すると『下がれ、どけ』と大きな声で怒鳴り、『車にキズをつけるなよ』と言っていました」(集落の住民)
愛犬を巡っても口論が絶えなかったという。地元住人がこう振り返る。「被害者の一人が保見容疑者に『犬の糞を始末しろ』と文句を言うと『殺したろうか』と、すごまれたと聞きました」。
10年ほど前には、今回、犠牲になった住民の一人と酒を飲んでいるとき、口論となり、相手からナイフで刺されてケガをしたこともあった。いちばん上の姉は言う。「弟からは、近所の人ともめて刺されたと聞いた。どうしてそうなったかまでは知らんです。口下手であまりしゃべらんので」。
そうして保見容疑者はますます孤立を深めていく。集落の外の人間にはこんな愚痴もこぼしていた。「2、3カ月前に顔を出してくれたとき、『近所から嫌がらせされる』と言っていた。詳しく尋ねると『家のカレーに農薬を入れられた。自分の家に煙が流れるように野焼きをする』と怒っていた。深刻そうでした」。
2011年1月、保見容疑者は地元の周南警察署を訪れ、「集落で孤立している」と相談していた。
2番目の姉は振り返る。「両親が死んでから、弟は独りぼっち。近所の人が普通に話しとっても、弟には悪口に思えたようです」。
近所の住民はこう言う。「村八分というよりも自分から遠ざかっていった」。
※週刊朝日 2013年8月9日号
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現代のいじめとも言われてる事件です