新藤総務相<日本郵政、坂社長退任へ…西室氏に就任要請
日本郵政、坂社長退任へ…西室氏に就任要請
新藤総務相は10日、閣議後の記者会見で、日本郵政の坂篤郎(あつお)社長(66)を退任させるとともに、後任として元東芝会長で政府の郵政民営化委員長の西室泰三氏(77)に就任を要請していることを明らかにした。
西室氏は前向きな姿勢を示している。政府は日本郵政の全株式を保有しており、日本郵政の指名委員会の了承を得たうえで、6月下旬の株主総会で正式に決める。
日本郵政を巡っては2012年12月、斎藤次郎前社長が退任し、後任に当時の副社長だった坂氏が昇格した。ただ、交代が衆院選の投開票日から安倍政権が発足するまでの短期間に急きょ行われたことや、二代続いて旧大蔵省(財務省)出身者だったことで、自民党などから批判が出ていた。
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米に配慮、かんぽ新商品認可せず TPP日米協議合意
日米両政府は12日午後、日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた合意文書を発表する。米国側が懸念していた保険分野では、日本郵政傘下のかんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないことを決めた。
安倍政権は12日に関係閣僚会議を開いて合意文書を決定。その後、安倍晋三首相が発表し、甘利明TPP担当相が記者会見して合意内容を説明する。
TPPをめぐる日米間の事前協議では、日本政府の関与が残るかんぽ生命の事業拡大に米国側が自国の保険会社が競争で不利になることを懸念していた。麻生太郎財務・金融相は12日午前の記者会見で、かんぽ生命によるがん保険など新商品の申請について「今後、適切な競争関係が確立されたことが判断できるまで少なくともその認可を行う考えはない」と強調。認可しない期間を「数年間はかかる」との見通しも示した。




