円安とアベノミクスで日本に来る外国人と国内旅行する人が増えた♪
「アベノミクス」で日本の観光地では変化が起きています。2013/04/29
2013年のゴールデンウイークは、2012年末から進んだ円安の影響で、国内旅行をする人の数が増えて、過去最高となることが見込まれています。
「アベノミクス」が国内消費を活性化させると期待される中、日本の観光地では変化が起きていました。
東京・浅草の雷門。
人気の観光スポットでは、大勢の外国人の姿が見られる。
尖閣諸島の問題などで、中国などからの観光客は減ったが、外国人観光客の数は、全体では増加傾向にあるという。
第一生命経済研究所首席エコノミストの嶌峰義清氏は「円安効果によって、外国人の訪日旅行者数が非常に増えています」と語った。
日本を訪れる外国人観光客の変化は、原宿竹下通りでも見られる。
東京・原宿の竹下通りには、東南アジアから訪れた観光客の姿が目立つ。
その背景にあるのが、円安だった。
タイからの観光客は「混雑した竹下通りと、コスプレを見に来ました。円安だから来ました。タイ人にとって、とてもいいことです」と語った。
マレーシアからの観光客は「服とかかばんとか、たくさん買いたいと思っています」と語った。
嶌峰氏は「所得水準が上がって、景気のいいASEAN(東南アジア諸国連合)を中心とした東南アジア諸国からの日本への旅行が増えている。円安が2割進んでいるとするなら、2割のディスカウントが行われているのと同じ」と語った。
3月に日本を訪れたタイ人やインドネシア人、フィリピン人は、前の年に比べて、70%以上も増加している。
東京・銀座のデパートにある両替所でも、同様の現象が見られる。
両替所の担当者は「台湾とタイとインドネシアが増えてますね。円安になって、ドルとか、何千ドル単位で(両替に)いらっしゃいます」と語った。
一方、アベノミクスには、国内消費者の財布のひもを緩める効果も期待されている。
松坂屋銀座店の菊谷栄司店長は「絵画を中心に、高額なものがよく出ております。やはりアベノミクスという効果は、百貨店には十分ある」と語った。
ホテル業界でも、高級プランが注目されている。
新宿にある京王プラザホテルでは、1泊60万円の宿泊プランを用意している。
予想より多くの人から問い合わせが入っているという。
人とお金の流れが変わった2013年のゴールデンウイーク。
この活況が一過性のものにならないためには、政府の成長戦略が重要だという。
嶌峰氏は「それによって、はたして日本が本当に成長できるのか。企業の業績が上がって、雇用が増えて、そして収入が増えるような環境になるのかどうか。これがポイントになってくると思います」と語った。




